「国際標準」はその国の革新力と生産レベルをあらわすものだ。国家標準化管理委員会は7日、中国が昨年提案し、制定に係わった国際標準は227件に、中国が担当するISO（国際標準化機構）、IEC（国際電気標準会議）事務局は50にのぼり、ISOとIECで25人が議長や副議長を務めている。「科学時報」が伝えた。
中国は昨年新たに13のISO事務局を務め、47件のISO/IEC国際標準を新たに提出した。2010年10月に行われた第74回IEC大会では、中国が独自に提案した6件が国際標準として認定、18件が草案投票の段階に残り、11件を国際標準案として新たに提出した。国際標準の国際化と「国外進出」を推し進めるため、国家標準化管理委員会は日本や韓国の標準化機構とともに「中日韓標準協力に関する共同声明」を起草し、3カ国の首脳が共同で発表。3カ国の標準化機構が提携枠組みに関する了解覚書に調印し、中日韓の標準化に向けた協力が強化された。