中国酒造工業協会は11日に北京で記者会見を開き、商務部の許可を得て、同協会主催の「中国国際酒造業技術・設備博覧会」を4月26日から28日にかけて中国国際展覧センターで開催すると発表した。12日付「科技日報」が伝えた。
ここで中国の酒造業の第12次5カ年計画(2011-2015年)における発展の方向性が明らかになる。エコロジーや低炭素重視の業界指導方針のもと、伝統的な白酒、紹興酒、健康酒の市場拡大が図られ、今や酒類市場で重要な地位を占めるようになった。
同博覧会は「革新、低炭素、環境保護」をテーマに、中国酒造業界理事会拡大会議、技術交流会、ハイレベルフォーラム、貿易、親睦会など多種多様なイベントを通じて、国内外の名酒や製造元をはじめ、設備、補助原料、包装材料などのメーカーに、ブランドイメージを紹介したり貿易協力を促進する場を提供する。同時に開催されるハイレベル会議、中国酒造工業協会第4回理事会拡大会議では、全国各地や世界の有名メーカーのトップや技術者、設備関係者が一堂に会し、交流することになっている。