中国工程院と国家外国人専門家局はこのほど、「国外の知識を導入し国家プロジェクトの科学技術革新に役立てる協力協議書」を取り交わした。両者は、国外の優秀な科学者の知識導入、国家プロジェクトの科学技術シンクタンク構築強化で協力する。科技日報が19日伝えた。
協議書によると、中国工程院と国家外国人専門家局はレベルの高い学術シンポジウムの共同開催をベースに、外国人専門家を中国での勤務、視察、諮問、講義などを共同で企画する。中国工程院は必要に応じて外国人専門家招聘計画を提案、国家外国人専門家局は外国人研究者の実際の招聘を担当する。
学術シンポジウムの主な分野は、機械・運搬事業、情報・電子事業、化学工業、冶金・材料事業、エネルギー・鉱業事業、土木・水利・建築事業、環境・アパレル事業、農業・医薬品・衛生、工程管理、工程科学技術発展戦略など多岐にわたる。
中国工程院の外国籍院士(アカデミー会員に相当)のシステムを通じて、外国人研究者が中国で勤務、視察、講義できる環境や便宜を提供する。