2011年上半期に予定されていた「天宮1号」の打ち上げが同年下半期に延期された。「重慶晩報」が24日伝えた。
中国の有人宇宙船と宇宙飛行機のドッキング技術を載せた天宮1号はもともと2011年上半期に打ち上げられる予定だったが、各種の原因により下半期に打ち上げが延期となった。宇宙船「神舟8号」とドッキング目標機・天宮1号は現在合同テストが行われている。
天宮1号の打ち上げ後すぐに神舟8号を打ち上げ、中国初の無人機による自動ドッキング試験が行われる。有人宇宙船と宇宙実験室のドッキング技術は中国の有人宇宙飛行計画第2ステップの鍵を握っている。
その後、2年以内に「神舟9号」と「神舟10号」を打ち上げ、最終的に天宮1号とのドッキングを完成させる。天宮1号は重さ約8トン、宇宙実験室の雛形。