2011年01月24日-01月28日
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一汽集団、電気自動車開発部門を設立

2011年01月27日

 一汽集団が24日に明らかにしたところによると、同集団は今年、一汽集団技術センター傘下の6つ目の車両部門として、すでに電気自動車開発部門を設立したという。科技部「863プロジェクト」の最新入札募集において、同集団は一挙に7億2千万元の開発費を手に入れた。「長春晩報」が26日に伝えた。

 一汽集団技術センターの責任者は「電気自動車部門の使命は、純電気自動車を開発することだ。特に純電気タイプの普通乗用車の開発が重点となる」と述べる。一汽集団はすでに普通乗用車の設計を全て電気自動車部門に組み込んでいるという。

 科技部「863プロジェクト」の一つ、「省エネ・新エネルギー車重大プロジェクト」における最新の入札募集において、一汽集団は電池、モーター、車両の電子制御など大部分の項目を落札、総額は7億2千万元にのぼった。一汽集団の乗用車の自主開発計画によると、同集団は2012年までに、L(高級車)、H(ハイエンド車)、M(ミドルエンド車)、S(小型車)の4つのプラットフォームにおいて新型・改良型を含め26車種を発表していく。うち新型車種は11種類にのぼるという。

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