中国石油天然気集団(CNPC)によると、2010年の海外での原油生産量が7582万トン、天然ガスの生産量が137億立方メートルに達し、09年比でそれぞれ619万2000トンと55億立方メートル増加した。京華時報が9日伝えた。
第11次5カ年計画期間中(2006-2010年)、同社は新たに7カ国で30の石油・天然ガス関連事業契約を結んだ。特に2009年以降、中東、中央アジア、米州で新規事業に着手し、立て続けに戦略的成果を上げている。第12次5カ年計画期間(2011-2015年)に海外での関連事業を急成長させ、戦略目標を実現するための着実な基礎を固めた。
2010年末の時点でCNPCは4つの事業で生産量1000万トンを超えるまでになった。中国・カザフスタン間の石油パイプライン、中国・中央アジア間の天然ガスパイプライン、中国・ロシア間の石油パイプライン、中国・ミャンマー間の石油・天然ガスパイプライン、液化天然ガスの海上パイプラインなどが相次ぎ完成・開通し、中国の石油・天然ガス輸入用の4大パイプラインがほぼ構築された。精製事業への投資効果や社会的効果も著しく、2010年までに海外で8つの精製事業を展開し、原油加工能力は1660万トンに達している。