中国機械設備工程股フェン有限公司が建設を請け負っているスリランカのプタラム石炭火力発電所でこのほど、第1期建設計画の完成式典が行われ、同国のマヒンダ・ ラジャパクサ大統領が出席し、挨拶した。プタラム火力発電所の重要な意義を記念して、スリランカ当局は発電所の絵柄の100ルピー紙幣を発行した。人民日報が24日伝えた。
2007年7月に着工したプタラム火力発電所は、旧首都のコロンボから北へ130キロのところに位置する。第1期の設備容量は30万キロワット、2014年に完成予定の第2期の設備容量は2基×30万キロワットとなっている。
スリランカは現在、燃油発電が中心でコストが高く、国内の電力需要を満たせずにいる。プタラム発電所が1、2期とも完成すれば、設備容量は国内の3分の1以上を占める90万キロワットに達し、同国最大の発電所となる。