第4世代リニアモーターカーの試験走行が先週、唐山機車の列車試験ラインで始まった。北京晨報が27日付で伝えた。
第3世代車両と比べて第4世代車両は外観や速度の上では大きな変化はないが、部分的な改造が加えられている。車両内のエアコンは1台から2台に増やされた。仕事率が向上しただけでなく、騒音も低下し、より環境にやさしくなっている。また、車両内の柱、座席や手すりなどを改善し、快適性を高めている。信頼性、適用性、メンテナンス性、安全性の向上にも力を注ぎ、電源系統、制御系統を改善。ボギーの構造と技術精度も向上した。
現在、第4世代車両は試験ラインで浮上性能、牽引性能、安定性、信頼性の評価を行っている。これらには様々な状態下での荷重試験、故障時の対応性能のテストなどが含まれる。テストは来年3月まで行われる予定。