中国第一汽車が初めて大量生産を行った新エネルギー車20台が22日にラインオフし、長春市場で発売された。人民日報が23日に伝えた。
今回ラインオフした新エネルギー車は、一汽が2009年から開発をスタートした「奔騰プラグイン式ハイブリッド車」と「奔騰純電気自動車」。うち、プラグイン式ハイブリッド車は一汽が開発した最新の次世代エコカーで、純電気自動車とハイブリッド車の機能を兼ねそろえている。一方の純電気自動車では、知的財産権を有するVCU( ビークル・コントロールユニット)を開発したほか、故障診断・処理システムを備えている。
中国一汽新エネルギ-自動車分公司(子会社)の生産能力は現在のところ、1シフト制の作業で年産1万台に達している。同社は第12次五カ年計画期間中、新エネルギー車開発などに約100億元を投じ、純電気自動車プラットフォーム、ハイブリッド車プラットフォームなど、8つの新エネルギー車製品プラットフォームを打ちたて、新エネルギー車の商品化、大規模発展を実現していく計画だ。