2011年10月03日-10月07日
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世界最大のケープサイズばら積み船、上海で引き渡し

2011年10月13日

 中国の造船大手「中国船舶工業集団」傘下の「上海外高橋造船」(本社・上海市)は上海で12日、20.6万重量トン型(ケープサイズ)ばら積み船の命名・引き渡し式を行った。同船は中国が独自に開発・建造した次世代エコ型ばら積み船。人民日報が13日伝えた。
 
 「蘭梅号」と命名された同船は、米国の海運会社フォアモスト・グループの注文に合わせて建造した新型船。世界最大のケープサイズばら積み船で、中国が米国に輸出した船舶としては最大。
 
 同船は全長299.92メートル、全幅50メートル、深さ25メートル、計画満載喫水(きっすい)16.1メートル、航海速力15ノット。従来の17万トン重量型ばら積み船の新型として2009年10月15日に発売されて以降、注文が次々と舞い込み、今年9月末の時点で23隻をすでに受注。上海外高橋造船の主力製品となっている。

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