2011年11月21日-11月25日
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石油の確認可採埋蔵量は233億トン 国土資源部

2011年11月25日

 国土資源部は24日、石油資源と天然ガス資源についての年度動態評価の成果を初めて発表した。それによると、石油の地質資源量は881億トン、確認可採埋蔵量は233億トンで、2003年から2007年にかけてのレポート「新たな周期の全国石油天然ガス資源評価」に比べて、地質埋蔵量は116億トン、確認可採埋蔵量は21億トン、それぞれ増加した。探査確認した程度は34%で、埋蔵量、生産量が安定して増加し、資源を保障する力が強まった。天然ガスの地質資源量は52兆立方メートルで前回レポートより49%増加し、確認可採埋蔵量は32兆立方メートルで同45%増加した。探査確認した程度は18%で、埋蔵量、生産量が急速に増加しており、資源の基礎が厚みを増した。

 今回の評価によると、渤海湾盆地の海浜・海域における深層探査が重大な進展を遂げ、同盆地の地質資源量がこれまで確認されていた225億トンから277億トンに増加した。鄂爾多斯(オルドス)盆地は、低浸透性の埋蔵層および超低浸透性の埋蔵層の開発技術の進歩によって資源埋蔵領域が拡大し、地質資源量が74億トンから129億トンに増加した。北部湾盆地の石油の地質資源量は7.6億トン増加して、前回評価の2倍に達した。

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