中国電信(チャイナ・テレコム)上海公司が発表したところによると、同公司はすでに上海市最大規模のWiFiワイヤレスブロードバンドネットワークの構築を完了した。市内のWiFiホットスポットの数は7300カ所を超え、ほとんどのホットスポットで通信速度が54Mbpsに達した。また上海電信の「スマートシティ」公式サイト(www.sh-icity.com)がこのほど開通した。解放日報が伝えた。
上海電信の責任者によると、同公司は今後もWiFiネットワークの構築を進め、3年以内にホットスポットを2万カ所にまで増やす計画。また、第12次五カ年計画期間中、公共サービスエリア全体をカバーするホットスポットを構築し、中央ビジネスエリアと重点地域では100M-300Mの高速ネット接続を実現する計画だ。
同公司の「スマートシティ」公式サイトでは第1弾として12カテゴリー・110項目のサービスを提供している。ユーザーはパソコンやタブレットPCなどの端末から同サイトに登録し、使用することができる。
同サイトは今年中に携帯電話・IPTVなどその他の端末からも利用できるようになる予定で、サイトを通じてオンラインでの病院予約、個人医療保険情報照会、家政婦予約、水道・電気・ガス料金支払などが可能となる。