国防科技工業局が13日に明らかにしたところによると、月探査衛星「嫦娥3号」は2013年に打ち上げ予定で、月面軟着陸、月面探査、月面での生存、深宇宙の観測・通信と遠隔操作などの任務を実施する。中国が地球以外の天体で軟着陸を行うのは今回が初めて。新京報が14日付で報じた。
このほか、同局によると中国の高解像度地球観測システムは全面的な建設段階に入った。今後は衛星・成層圏飛行船・航空機において同システムの構築を統一的に進め、地上の資源を完備し、その他の観測手段と結合させ、全天候型・24時間対応の、地球全体をカバーする地球観測能力を形成する。
現在、各システムの開発と試験は順調に進んでおり、2013年には新型衛星を相次いで打ち上げ、2020年をめどにシステム全体を完成させる。