2012年03月19日-03月23日
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ナイジェリア、中国製の衛星で15万人の雇用創出

2012年03月20日

 ナイジェリアの首都アブジャ付近に建設された衛星地上ステーション内で19日、通信衛星「NigComSat-1R」の軌道上における引渡し式が行われ、同衛星は中国長城工業総公司からナイジェリア通信衛星社に引き渡された。式典には両国から代表約100人が参加した。人民日報が20日付で報じた。

 ナイジェリア通信衛星社のRufai社長は「これはナイジェリアにとって初の通信衛星となる。当社は今後『1R』の運営と管理を行っていく。『1R』は本日より、商業サービスをスタートする」と宣言した。

 中国長城工業総公司の殷礼明総裁は挨拶の中で、「『1R』は、中国航天科技集団がナイジェリアのために改めて開発した代替衛星となる(注:前回打上げられたNigComSat-1は軌道上で故障し、放棄された)。同衛星はC、L、Ku、Kaバンド・28本のトランスポンダと7つのアンテナを持ち、アジアとアフリカ大陸で同時に商業衛星通信サービスを提供する能力を備え、幅広い可能性を持つ」と語った。

 情報によると、同通信衛星はナイジェリアにおいて15万人以上の雇用を創出したという。また、同衛星が提供する双方向ブロードバンドにより、ナイジェリアのブロードバンドユーザーは年9500万ドル以上の節約が可能となり、アフリカの中継電話・データ交換コストが6億6千万ドル削減された。

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