吸入性粉塵の濃度・粒径の分布をリアルタイムで測定できる計器(LD310、LD320)がこのほど、専門家による鑑定に合格した。これらの計器はタッチスクリーン操作を通じ、3秒ごとに大気中のPM2.5とPM10の濃度・粒径の分布データを収集することができる。科技日報が報じた。
これらの計器はすでに技術性能・環境適応性テストと応用テストに合格している。また国外のβ線式検出器との対比テストの結果、各性能指標は世界トップレベルに相当しており、国内の空白を埋めた。
専門家グループは「計器はいずれも知的財産権を有しており、これまで同技術と製品を輸入に依存していた状況を打開した。また、中国のPM2.5モニタリング体系構築と大気・環境汚染防止に向けた動的モニタリング設備の需要を解決する上で重要な戦略的意義を持つ」との見方を示す。