インターネット産業の「十二五」発展計画が発表

2012年 5月15日

 「インターネット産業・第12次五カ年計画(2011-2015)」がこのほど発表された。中国が政府レベルのインターネット発展計画を打ち出したのはこれが初であり、世界的にも前例がない。人民日報が15日に報じた。

 同計画の起草に参加した工業情報化部電信研究院の余暁暉チーフエンジニアは取材に答え、「インターネットは今、中国においてとても重要な段階に入っている。規模は大きく、ネットユーザーも多い。インターネットは様々な属性を持つため、経済、社会、文化、生活などの面でますます大きな役割を果たすようになっている。今後どのように発展させていくか、どのような方向に向かっていくか、重要な要素は何か。これらを検討し、共通認識を形成する必要がある」と述べる。

 余氏によると、計画の制定にあたっては、長期間にわたる調査研究を行ったという。「同計画はネットユーザー、企業、管理者、産業協会など様々な分野に関わる。彼らはインターネットの使用・発展に対して異なる要求を持っている。我々は各方面の意見をできるだけ取り入れていきたい」。

 計画制定の過程においては、中国の主要インターネット企業にも調査研究を行った。「大企業だけでなく、小企業の調査研究も行った。インターネット業界には中小企業が多いという特徴がある。絶えずイノベーションを起こすためには、小企業が健全に成長できるかどうかが鍵となる。計画でも『インターネット中小企業の成長を育成・支援する』が保障措置の1つに組み込まれた。これも要求が反映されたものだ」。

 このほか、電信企業、設備企業、産業協会、専門家、政府機関、各部・委員会の意見を取り入れたという。

 計画の制定には長い時間がかかっている。2010年11月末以降、大量の調査研究・討論を重ね、2011年に大部分の枠組みと内容が基本的に確定され、2011年9月に完成した。

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