3D技術が体験時代に突入

2012年 5月29日

 国内を風靡した3D映画、3Dゲームから、国外で台頭しつつある3Dテレビ局、3Dショップにいたるまで、3D技術は今まさに我々の生活を変えつつある。

 北京で5月25日、「第1回バーチャルリアリティ・科学技術革新サミットフォーラム」が開催された。航空・宇宙、自動車製造、エネルギー、建築などの業界から専門家や学者200人あまりが出席し、3D技術と科学技術の融合を通じ、中国企業の「製造業から創造業へ」の転換をいかにして加速させるかなどについて話し合った。科技日報が29日に報じた。

 今フォーラムのテーマは「バーチャルリアリティと科学技術革新」。科技部中国科学技術交流センターのケイ継俊副主任が「バーチャルリアリティと低炭素発展」と題する基調演説を行い、「技術革新の推進剤となるバーチャルリアリティ技術が、製造業、建築設計、教育、医療、娯楽などの面で幅広く利用されることは、産業構造の調整や低炭素経済の発展にとって重要な意義を持つ。『バーチャルリアリティとインテリジェントディスプレイ』はすでに第12次五カ年計画の科学技術発展計画にも組み込まれており、今後は国家科学技術計画のサポートを受けつつ、バーチャルリアリティ技術の開発と応用が促進される見込みだ」と述べた。

 今回のフォーラムの目玉は3D技術の体験で、業界内から幅広い注目を集めた。世界をリードする3Dソリューションサプライヤである仏ダッソー・システムズ社は新たな3Dエクスペリエンス・プラットフォームを発表。同プラットフォームは「ソーシャル・エンタープライズ」というコンセプトの下、デザイナーや設計者、技術者、マーケティング・マネージャ、さらには消費者もが、ひとつのプラットフォームを通じて繋がり展開されるというもので、3Dエクスペリエンスを通じて企業のイノベーションを促進し、より良いユーザーエクスペリエンスを提供することができる。同社は過去30年間で世界80カ国あまり、15万の顧客にサービスを提供しており、その製品は航空、自動車、消費財、生命科学、海洋、金融など12業界で応用されている。

 今フォーラムはダッソー・システムズ社と科技部中国科学技術交流センターが共催した。

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