海南省海洋予報台は9日、西沙諸島(パラセル諸島)の永興島、中沙諸島の黄岩島、南沙諸島の永暑礁の3島礁の海洋環境予報を開始した。これにより、南中国海における海洋環境予報の確率精度が向上し、海運交通や漁業生産などに向け、より細やかな安全保障サービスが提供されることとなる。新華社が9日に報じた。
海南省海洋予報台はこれまで、南中国海の各海区ごとの波予報のみを提供してきたが、9日以降はこれまでの海区予報に加え、永興島・黄岩島・永暑礁の海洋環境予報(24時間予想)を提供する。予報内容は波の高さ、水温、潮汐などで、テレビ、ラジオ、ウェブサイトなどを通じて毎日発表される。