家電メーカーの海信電器(ハイセンス)は18日、シンガポールのフレクストロニクス社と共同開発した世界初となるスマートテレビ用OS「Android TV Pro(中国名:海安)」を発表し、同OSを搭載したスマートテレビ4シリーズを打ち出した。科技日報が報じた。
海信電器の劉洪新総経理は「海安OSは中国のスマートテレビ界において初となる標準化されたソフトウェア・アプリケーション・プラットフォームであり、これまで断片化していたスマートテレビプラットフォームの現状を変える。当社が今後打ち出すスマートテレビには全てこの海安OSが採用される」と紹介した。
海安OSには、海信が今季発表したユーザーインターフェース(UI)「Hisense Vision(遠見)」が採用されている。このUIは構造がシンプルで分かりやすく、ユーザーのと使用習慣に合致しているため使いやすい。また、インテリジェントリモコン標準キーを定義するなど標準化・普遍化されたスマートリモコンを搭載し、操作がより便利になったほか、音声・ジェスチャー・顔の識別にも対応している。