グーグルの共同創設者であるセルゲイ・ブリン氏は25日、同社が5年以内に自動走行車を正式に実用化すると述べた。新華社が報じた。
米カリフォルニア州の知事であるブリン氏は同日、グーグル本部で新法案に署名した。この法案はカリフォルニア州の道路における自動走行車の走行を許可するもの(ただし、運転席には必ずドライバーが座り、運転を補佐できる状態でなければならない)。法案はさらに、自動走行車の生産販売における安全性の基準を定めることを求めた。
ブリン氏は署名式において、「自動走行車は交通安全を大きく改善し、身体障害者の移動がより自由になるだけでなく、交通渋滞・排気ガス汚染を軽減することもできる」と語った。
自動走行車は人工知能を搭載しており、膨大な情報と事前に設定されたプログラムにより、運転環境の判断と予測を行う。すでに48万キロを無事故で走破しており、うち最後の8万キロは人の操作が全く無い状態で走行した。