9月末の時点で、中国移動（チャイナモバイル）の各種位置サービスのユーザー件数は4000万件を突破した。年間売上高は2億元を上回り、年間成長率は200％を超えた。新華網が伝えた。
瀋陽の中国移動位置サービス基地の関係者によると、同基地はすでにプライバシー保護機能を持つ全国基地局の測位能力、ネットワーク化されたエリアコード測位能力を備えているほか、電子地図業務は337の地級市、3500カ所あまりのPOI（施設情報）および道路200万キロあまりをカバーしたという。また、位置サービス専用のコールセンターも設立し、年間1千万回以上の問い合わせに対応している。
位置サービスは電子地図、情報システム、電子チップ、端末、ナビゲーションなどの各ソフトウェア開発企業、および自動車メーカー、自動車販売企業、コールセンター、リアルタイム交通、安全保護、GPS業者など、少なくとも30種類の業界に関わる。情報産業の今後の重要な発展方向であり、2015年には国内の産業規模が1兆元を上回ると見られている。