各試行都市における普及推進を経て、中国が導入した新エネルギー車はすでに約3万台に達した。科学技術部は次なる目標として、「中国の全ての都市でハイブリッドバスを普及させていく」と表明した。ラジオ中国之声の「全国新聞聯播」が伝えた。
科技部(科学技術省)ハイテク司の趙玉海司長は「中国の新エネルギー車の台数が増える一方で、関連設備の整備も進められている。これまでに全国25の試行都市で省エネカー計2万7400台が導入された。うち公共サービス車両が2万3千台、自家用車が4400台を占める。バッテリー充電交換スタンドは174カ所、充電スポットは8107カ所建設された。財政補助金の決算時期になれば、普及規模は3万9700台と、約4万台に達するだろう」と語る。
普及業務の実施に伴い、省エネ・排出削減効果の高いハイブリッドバスが誕生した。100キロメートルあたりの燃費は従来のバスの半分だ。趙司長は、「科技部は今後、優秀なハイブリッドバス製品を全ての都市で普及させていく」と語った。