25日に開幕した「モバイル・ワールド・コングレス2013」の情報によると、LG、HTC、華為(ファーウェイ)、中興(ZTC)などの携帯電話メーカーは、TD-LTE(中国が中心となり開発した4G基準)対応のスマートフォンを発表した。これは中国移動(チャイナ・モバイル)が主導するTD-LTE産業が、国内外の主流メーカーから支持を集め始めたことを意味する。北京商報が伝えた。
上述した4社のTD-LTE対応の携帯電話は5モード・10バンドもしくは5モード・12バンドの高級スマートフォンで、4.7インチ以上のHD高画質パネル、デュアルコア以上のCPUを搭載する。これらの携帯電話はTD-LTE、LTE FDD、TD-SCDMA、WCDMA、GSMの5つの通信モードをカバーし、世界全体のローミングを実現する。
2013年1月末現在、世界の31社が計125機種のTD-LTE対応端末を発売した。そのうち香港などの市場では、世界初のTD-LTE商用スマートフォンが発売されている。これはTD-LTEが業務用の能力を持つことを示すものだ。中国移動は2013年に百万台以上のTD-LTE端末を調達する計画だ。これにはMiFiなどのデータ類端末、およびTD-LTE対応の各スマートフォンが含まれる。