2013年百度世界大会が8月22日、北京の中国大飯店で開催された。百度世界大会は、中国検索最大手・百度が毎年、イノベーションおよび開発者の成果を示すための舞台だ。百度は2009年に「ボックス・コンピューティング」技術の理念を提唱し、2012年には開発者に対して核心的なクラウドプラットフォームを開放した。百度世界大会はすでに、中国インターネット業界の大規模なイノベーションの盛典となっている。新華網と光明網が伝えた。
百度は同大会で「軽応用(Lightapp、ライトアプリ)」という新たな配布モデルを発表した。軽応用は検索した後、ダウンロードする必要なくそのまま利用できるアプリを指し、最新版の百度アプリ(軽応用お試し版)は、すでに軽応用の機能を提供している。
百度の李彦宏董事長兼CEOは同大会で、「昨年の百度世界大会でクラウドプラットフォームを開放してから、現在までに約70万人の開発者が各種アプリを開発している」と語った。百度はまた「百度手機助手」、「91手機助手(91 assistant)」などのプラットフォームを通じ、ネイティブアプリの配信を行っている。百度のアプリストアでは、1日当たりのダウンロード件数が6900万件に達している。