北京の地下鉄8号線の新区間が開通、最新技術で快適性が向上

2013年 12月26日

 北京市交通委員会が25日に明らかにしたところによると、今週末に地下鉄8号線の南北2つの新区間が試運転を開始することになった。新区間はいずれも既存の8号線と連結し、北の朱辛荘駅で昌平線に、南の南鑼鼓巷駅で6号線に乗り換えが可能だ。新京報が伝えた。
 ◆国産信号システム、追突事故を防止
 地下鉄8号線は中国が独自に開発した車内信号式ATC装置を採用した。同装置は列車が他の列車に続き運行する際に、1本の線路に1列の列車しか入れなくすることで、追突事故を効果的に回避することができる。列車の正常運転モードは、人の手による運転と自動運転の両方を選択できる。
 ◆ホームドアで転落防止
 軌道交通建設管理公司によると、8号線の鼓楼駅―中国美術館駅までの各プラットフォームの天井まで続くホームドアには計24のドアがあり、片側の全長は113メートルに達する。
 同ホームドアは隙間が少ないため、高い防音・遮蔽性を持つ。ホームの公共エリアの騒音は従来よりも大幅に軽減され、トンネル内の空気(気流)もホームに入らないため、待ち時間を静かに快適に過ごせる。電話をかけている時に列車がホームに入ってきても、騒音の影響を受けることがない。
 同ホームドアはまた、乗客の転落と飛び降りを防止できる。
 ◆エアコンと開く車窓を導入
 北京市軌道交通建設管理有限公司・設備部部長の王慶氏は、「8号線の鼓楼駅―中国美術館駅は、『ホームの部分の線路を高く、その他区間の線路を低く』という設計原則に基づき、技術的な需要と結びつけ省エネ型の坂を採用した。また、回生制動制御技術を採用し、列車のけん引時の電力消費量を削減した。エアコンやエスカレーターなどの電力消費が激しい設備はインバータ技術を採用し、省エネ化を進めた」と説明した。
 また8号線の車両は夏にエアコンを使い、乗客に涼しい風を提供する。冬は座席下の暖房を使用する。列車の車窓は20度まで開くことができ、車内の空気の入れ替えが可能となる。


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