観測衛星「高分1号」稼働 4日で地球をぐるり

2013年 12月31日

 国家国防科技工業局は30日、地球観測衛星「高分1号」が稼働したことを受け、稼働式典を行った。中国広播網が伝えた。
 高分1号は中国で初めて使用寿命が5年以上になるよう設計された低軌道リモートセンシング衛星で、解像度2メートル(バンクロ)と8メートル(マルチスペクトル)の高解像度カメラ計2台と、16メートル(マルチスペクトル)の中解像度パノラマカメラ計4台を搭載し、4日で地球のまわりをぐるりと観測することができる。また小規模衛星の中・高解像度のパノラマ画像との連携を実現させている。他の光学リモートセンシング衛星に比べ、観測効率が大幅に向上しており、中国の地球観測衛星の総合的な観測能力を大幅に高めることになった。
 高分1号は今年4月に打ち上げられた後にテスト段階に入り、地震対策、洪水対策、煙霧対策などで特別なはたらきをしてきた。7月22日に甘粛省定西市岷県で地震が発生すると、被災地の観察や二次災害対策を助ける有効なデータを提供し、8月中旬に北東地域で洪水災害が発生した時には、深刻な被害を受けた黒竜江省綏化市などの各種画像データを取得し、同省の農業の損失情況の評価、家屋の倒壊情況の評価、救援物資の保障、交通設備の補修、重要な水利ポイントのチェックなどをめぐる方針決定に重要な保障を提供した。今後は特に煙霧対策で、発生の過程、発展情況、消滅といった基礎的なデータを含む各種データを提供していくことになる。


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