北京病院泌尿器科の朱剛教授が率いる診療チームはこのほど、中国初の3D低侵襲手術に成功し、患者の両側性の腎嚢胞に減圧法を施した。術後の経過は良好で、患者はすでに退院している。人民日報海外版が伝えた。
低侵襲手術は、伝統的な腹腔鏡手術に比べて患者の術後の痛みが軽く、傷跡も少なくて済む。一方で、同手術は伝統的な手術と比べ、難度が大幅に高まっている。北京病院泌尿器科はすでに同技術を使った困難な手術を可能としているが、低侵襲手術技術と3D立体内視鏡技術を組み合わせたのは今回が初めてだ。同技術は3D立体内視鏡技術の映像化のメリットを利用し、低侵襲手術と結び付けることで、患者に安全かつ影響の少ない外科医療サービスを提供できる。