2014年04月21日-04月25日
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特許出願件数が増加、商標登録出願件数は12年連続で世界一に

2014年04月23日

 14年目となる世界知的所有権の日を控え、中国国家版権局は22日に記者会見を開き、2013年の中国知的財産権の発展状況を紹介した。人民日報が伝えた。
 中国国家知識産権局の申長雨局長は、次のように説明した。
 中国は通年で3種の特許(発明、実用新案、意匠)出願を237万7000件受理し、131万3000件を登録した。そのうち発明特許の出願件数は82万5000件に達し、3種の特許全体に占める比率は5年ぶりに3分の1超となり、前年比26.3%増となった。中国の「特許協力条約」に基づく国際出願件数は初めて2万件を超え、世界の出願件数に占める比率が初めて10%を超え、世界3位となった。人口1万人当たりの有効発明特許保有件数は、2012年の3.23件から4.02件に増え、第12次五カ年計画(2011-2015年)の目標を前倒しで達成した。通年の商標登録出願件数は、14.15%増の188万1500件に達し、12年連続で世界一となった。商標有効登録件数は723万7900件となり、世界一を維持した。作品登録件数は22.89%増の84万5000件に達し、第12次五カ年計画の目標を前倒しで達成した。
 中国の知的財産権の使用・管理水準は徐々に向上しつつある。全国29地域で知的財産権担保融資の試行、投融資サービスの試行が実施されており、特許・商標・著作権の担保融資額はそれぞれ254億元(約4132億円)・401.8億元(約6600億円)・31.73億元(約521億円)に達し、総額は79.46%増となった。

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