中国科学技術部(省)の国家科学技術支援計画「中国製高速列車の重要技術の研究および設備の研究・製造」重大プロジェクトの現場検査会が7日に青島市で開かれ、検査結果は合格となった。同プロジェクトを象徴する成果である、時速350キロの高速列車CRH380シリーズはすでに京滬高速鉄道、京広高速鉄道などの主力設備となっており、その安全運行距離は4億キロ以上(地球1万周分)に達する。人民日報海外版が伝えた。
同プロジェクトは、中国科学技術部と旧中国鉄道部が調印し共同実施した「中国高速列車自主革新連合行動計画」の主要内容だ。同プロジェクトには、高速列車とその関連するけん引・電力供給システム、運行制御システム、輸送組織システムの中心的かつ重要な技術の難関突破、およびシステム・設備の開発といった10の課題が設定された。