第19回中国リモートセンシング大会が、9月21日から23日にかけて西安市で開かれる。全国24の企業・事業機関、54の大学、44の科学研究院(研究所)の1000人近くの専門家、学者、技術者が出席する。記者が開幕日の当日に取材したところ、「天地一体化」の新型システム設計方法を採用し、先ほど発射された地球観測衛星「高分2号」の地球観測カメラが、1メートル以下の分解能を実現した。これは中国民間宇宙事業の地球観測が、正式に「サブメートル級」の時代に突入したことを意味する。光明日報が伝えた。
中国では近年、リモートセンシング科学・産業が急速に発展している。この2年間にわたり、高分1号は安定的に稼働しており、高分2号の発射も成功した。専門家は、「中国の地球観測カメラの分解能は2020年までに、現在の0.8メートルから0.3メートルに改善される」と述べた。同大会は国家地球観測発展戦略の議論を掘り下げ、世界の地球観測の新動向・新展開および中国の国情を把握した上で、中国の地球観測事業を新たな段階に押し上げるだろう。