中国のスパコン開発企業である曙光公司は22日、国産プロセッサ「竜芯3B」を搭載した中国初のサーバを発表し、国家情報安全を守る「長城」に新たな土台を提供した。人民日報が伝えた。
サーバは情報ネットワークの重要設備で、プロセッサはサーバの「大脳」だ。曙光公司の沙超群副総裁は、「中国では長期的に独自の知的財産権を持つプロセッサが不足しており、サーバ産業は他国に支配されていた。当社が今回発表した竜芯3Bサーバは国産プロセッサ、国産OSを搭載し、完全に独自の知的財産権を持ち、情報の自主的な管理を実現した」と説明した。業界関係者は、「竜芯3Bサーバの誕生は、中国の軍隊・政府・金融などの情報化建設に力強い技術サポートと安全保障を提供した」と述べた。