中国の科学調査船「海洋6号」は5日、計162日・3万キロ超の航海を経て、2014年深海資源調査航行、中国大洋第32回航行の科学任務を完了し、珠江口の海洋地質専用埠頭に帰港した。
海洋6号は今年5月28日に広州市を出港し、西・中央・東太平洋の各海域で調査を実施した。深海レアアース資源調査、中国のコバルトリッチクラスト探査契約区、多金属団塊探査契約区の資源・環境調査、海洋新技術および新方法の応用などで多くの成果を手にした。また中国が独自に開発した6000メートル級水中無索無人潜水艇「潜竜1号」の、試験的応用を成功させた。