来場者がひしめき合う中国国際航空宇宙博覧会(珠海航空ショー)の会場で、経済日報の記者は珠海市会議展覧局局長、珠海航空ショー有限公司董事長の周楽偉氏を取材した。経済日報が伝えた。
周氏は取材に対し、以下のように述べた。
中国国際航空宇宙博覧会は20年弱の発展を経て、展示規模とレベルの面で大幅な飛躍を実現し、世界的に有名なエアショーの仲間入りをした。例年と比べ、本博覧会は国際化・専門化・市場化・ブランド化の特徴が際立っている。屋内外の展示面積、出展国、出展メーカー、航空機の数は、いずれも過去の博覧会を上回る。本博覧会の会期中には、ハイエンドフォーラムなど68の会議・イベントが開催され、技術交流や商談の活動が150回以上催される。主催者・開催地である広東省と珠海市は展示の質向上に取り組み、国内外のバイヤーに質の高い、専門的で効率的なサービスを提供するため努力している。
世界的な博覧会である珠海航空ショーには今年、ボーイングやエアバスなど、毎回欠かさず出展している馴染みの企業だけでなく、韓国航空工業学会、香港航空協会などを始めとする新顔も積極的に参加している。国別の展示ブースを見ると、米国、ロシア、フランスなどの規模が拡大され、英国、カナダなども珠海航空ショーを訪れた。
プロジェクトの契約は、航空・宇宙産業から武器装備、後方支援などの分野にまで拡大しており、珠海航空ショーという場が世界のより多くの顧客と提携先を集めていることが分かる。これは中国の航空・宇宙事業の発展、軍民融合の発展の実現、航空・宇宙産業技術の転化・応用の成果の形成を促している。珠海航空ショーは今後、航空・宇宙企業が国内外の市場を開拓し、航空・宇宙技術の革新を促すための堅固な基礎を築く。