中国地震台網センター(CENC)は本日、微博(ウェイボー)と戦略的提携を締結した。微博は同センターが発表する地震速報に基づき、被災地のユーザーにリアルタイムで情報を送る。ユーザーは携帯電話により、被災状況を即座に知ることができる。人民日報が伝えた。
地震発生後、同センターの微博公式アカウントが発表する地震速報は10秒内に、被災地のユーザーに情報を届ける。ユーザーの携帯電話がスムーズなネットワークに接続しており、かつ微博が登録状態であれば情報を受信できる。またアカウントをフォローする必要もなく、情報が各ユーザーに行き届く。ユーザーの位置判断については、使用したことのある位置情報、IPアドレスなどのビッグデータの分析により、99%以上の精度に達する。
地震速報データ開放プラットフォームも、微博を通じて全社会に開放される。第3者は一定の条件を満たし申請を行えば、微博を使い同センターが発表した最新の地震速報を受信できる。これには速報値、画像などの公式データが含まれる。