哈爾濱(ハルビン)工業大学ロボット集団公司が6日、黒竜江省ハルビン市で設立された。黒竜江省省長の陸昊氏、副省長の胡亜楓氏、ハルビン市長の宋希斌氏、ハルビン工業大学党委員会書記の王樹権氏、学長の周玉氏が除幕式に出席した。東北網が伝えた。
ハルビン工業大学、黒竜江省政府、ハルビン市政府が共同設立した同社は、ハルビン工業大学が持つロボット・スマート設備分野の優れたハイテク技術を基礎とし、▽工業用ロボット▽サービスロボット▽農業自動化▽スマート物流▽省エネ・環境保護スマート設備▽鋳造スマート設備▽食品・医薬品生産スマート設備▽タイヤ生産スマート設備、▽軍需産業スマート設備――の9大産業を主な方針とした上で、自主革新の継続により、独自技術、コア部品、先進的な製品、業界内の整った技術ソリューションを提供する。国家および世界の、ロボット・自動化技術を核心とするハイエンドスマート設備の需要を全面的に満たす。
同社はハルビン経済技術開発区・哈平路集中区に位置し、延床面積は9.75万平方メートル。生産加工、技術研究・開発、オフィス、展示・関連施設などの総合的な機能を備える。うち、生産施設は3.6万平方メートル、本部オフィスエリアは5万平方メートル、オフィスビルは1.1万平方メートル、展示・関連施設は5千平方メートル。同区内は「産学研」が融合した近代的な産業パークの形成が可能で、全体的な産業発展に向け、力強い支援を提供する。