中国農業部(省)副部長、中国農業科学院院長の李家洋氏は26日、中国農業科学院工作会議で、「昨年の食糧生産は11年連続増を実現した。農業科学技術が多大な貢献を成し遂げ、農業科学技術進歩貢献度(農業科学技術の、生産高増加に対する寄与度)が56%に達した」と述べた。人民日報が伝えた。
李氏によると、中国農業科学院は2014年に32の試行研究所科学研究チームの選抜を実施した。既存の1026の課題チームを315の科学研究チームに統合し、同時に研究所を跨ぐ8の科学研究チームを創設した。主要食糧の生産高に関する難関突破で新たな進展を実現し、ハイブリッド稲とトウモロコシの新品種の生産高で、1ムーあたり平均955キロ・1227.6キロの新記録を樹立した。さらにネイチャー誌やサイエンス誌など世界トップクラスの学術誌に7本の論文を掲載した。通年で各種科学技術成果を221件獲得し、第一完成機関として7つの国家賞を受賞した。他にも参加機関として2つの賞を受賞し、37件の省部級賞を受賞した。