河南省鄭州市と独ハンブルクを結ぶ貨物鉄道路線で13日、太陽電池モジュールを積んだ特別列車が鄭州市を出発した。同列車は6つのコンテナ、計1メガワットの太陽電池モジュールを積み、ユーラシア大陸を横断し、15日後にハンブルクに到着する予定だ。人民日報が伝えた。
同モジュールを輸出する英利光伏電力(国際)集団の楊明副総経理は、「中国が欧州に輸出する太陽電池モジュールは、これまで主に海運・空運が中心で、鉄道による輸出は今回が初となる。同列車は中国の1ベルト、1ロード(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)戦略の具体的な措置であり、中国・欧州間の貿易輸送方式の新たな変化を反映している。この貨物鉄道路線の総延長は1万キロ以上に達し、モンゴル、ロシア、ベラルーシ、ポーランド、ドイツの5カ国を経由する。配送時間は15日間で、水運より約20日短縮され、コストも空運より80%削減される」と説明した。