「1ベルト、1ロード」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)構想の実施に伴い、中国の設備製造業は海外進出を加速しており、世界の生産能力・設備製造業との協力で絶えず新たな進展を手にしている。中国商務部(省)のデータによると、中国の設備・生産能力の海外進出が近年加速している。新華網が伝えた。
2014年2月7日、中国国家電網公司とブラジル電力の共同企業体は、ベロ・モンテ水力発電所の超高圧直流送電プロジェクトを落札した。これは国家電網公司が海外で落札した、初の超高圧直流送電プロジェクトだ。
2014年2月24日、スペイン・バルセロナで開かれた「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」において、通信機器メーカーZTE(中興通訊)はFirefox OS搭載スマホ「ZTE Open C」を発表した。
2015年4月10日、湖南省株洲市で、中国南車株洲電力機車有限公司が南アフリカ向けに製造した初の複流式電動発動機の鉄道車両「22E型」がラインオフし、交付された。2014年3月17日、南アフリカでの事業としては「史上最大」の鉄道設備調達の入札結果が発表された。中国南車は21億ドルの大口注文を受注し、中国軌道交通設備の最大(当時)の取引となった。
2015年4月上旬、深海石油掘削プラットフォーム「海洋石油981」が、海外初の掘削 作業を無事終了した。掘削深度は5030メートルで、アジアの半潜水型石油掘削プラットフォームの最深記録を樹立した。中国深海ハイエンド設備の海外進出、国際市場の競争に向け重要な一歩を踏み出した。
2015年5月1日、イタリアのミラノ万博中国企業連合館で、中国南車製の高速列車「和諧号」の模型を見学する来場者。
2015年5月20日、ブラジルのリオデジャネイロで展示された、奇瑞汽車の「瑞虎5」の模型。中国設備製造業展覧会が同日、リオデジャネイロで開幕した。