中国中車傘下の株洲電力機車有限公司が独自に開発した5MW級風力発電機(試作機)がこのほどラインオフし、翌日欧州に向け輸送された。これは中国が初めて製造した5MW級セミダイレクトドライブ永久磁石同期風力発電機であり、初めて欧州に輸出された中国産MW級風力発電機でもある。中国科学報が伝えた。
同プロジェクトの技術担当者、同社副チーフエコノミストの李進沢氏は、「今回ラインオフした試作機は、5MW級集積セミダイレクトドライブユニットに搭載される新型発電機で、世界の洋上風力発電市場で競争する主流機種になる見通しだ」と話した。