「華為(ファーウェイ)2015世界エネルギーサミット」が、8月19日から20日にかけてカザフスタンのアルマトイで開催された。主催者のファーウェイは議事日程の最後に、同社が設計・建設・管理する中国―中央アジア天然ガスパイプラインデジタル化プロジェクトの現場に出席者を招待した。その技術の理念は、出席者らから認められた。人民日報が伝えた。
同パイプラインの中央アジア区間の全長は4000キロ以上で、カザフスタン、ウズベキスタンなどの各国を経由する。そのデジタル化建設は2010年に始まり、現在すべてがファーウェイのプランによってカバーされている。この広大な範囲内には約10万のデータポイントがあり、毎日40以上の拠点を通じ、全天候・リアルタイムの膨大なデータを管理センターに伝送する。システムも可視化管理を実施し、事故発生時には真っ先に警報を出すことができる。パイプライン事業者から提供されたデータに基づき、パイプラインのデジタル化運営を実施することで、全体的なコストを50%削減し、事故発生率を40%引き下げ、効率を30%高めた。
海外の同種の技術と比べ、ファーウェイのデジタル化パイプラインのソリューションプランには、独特の強みがある。データを自動分析し報告表を作成することで、人の手による操作を簡略化した。また警報プラットフォームとデータ処理プラットフォームを切り離すことで、パイプラインの安全管理を強化し、データ処理プラットフォームの作業をスムーズにした。