中国の宇宙ステーション照明システムに用いられる宇宙用窓ガラスが、このほど秦皇島星箭特殊ガラス有限公司で開発された。初期ロット製品の生産が急ピッチで進められており、今年10月下旬にも中国航天科技集団に交付される見通しだ。新華社が伝えた。
同社の盧総経理によると、同製品は透過率が高く、高温・低温・紫外線に強いといった特長を持つ。試験結果を見ると、各種データは完全に技術指標を満たしている。これは同社がOSR基板、耐放射性カバーガラスに続き開発に成功した3種類目の製品だ。宇宙用ガラス温度調節システム、エネルギーシステム、照明システムのカバーを実現した。