2015年11月09日-11月13日
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山東省の海域に超大型金鉱、「黄金の王国」が発見

2015年11月11日

 山東省第三地質鉱産探査院は莱州市三山島北部の海域で金鉱床を発見した。金鉱の資源量は470トン以上(20トン以上が大型金鉱、50トン以上が特大型金鉱と呼ばれる)に達する。同金鉱は、中国初の海上で発見された金鉱だ。水深2000メートルの「黄金の大国」の神秘のベールが剥がれ、金探査の画期的な意義を持つ。中国青年網が伝えた。
 山東省第三地質鉱産探査院の丁正江副院長によると、莱州市は古来より金の産地として知られる。三山島北部の海域の金鉱床は、膠東北西部の三山島造鉱帯に位置し、断裂構造の厳格な制限を受ける超大型断裂帯変質岩型金鉱床だ。同エリア内は金資源が豊富で、中国の重要な金生産拠点、世界的にも稀な金鉱密集エリアだ。莱州市の金確定埋蔵量は、現時点で2000トン以上に達している。

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