中国国家海洋環境予報センターが2日に発表した情報によると、7月にラニーニャの状態に入っており、8月に赤道太平洋付近が一時的に温かさを取り戻す見通しだ。これにより今年の秋と冬には、ラニーニャ現象が発生することになる。光明日報が伝えた。
ラニーニャ現象はエルニーニョ現象とは反対の現象で、赤道太平洋付近の海面温度が極度に下がる現象であり、熱帯の海洋と大気の相互作用による結果だ。これにより世界的な異常気象が発生することになる。専門家によると、ラニーニャ現象が発生すると、中国では秋に台風や深刻な高波に見舞われる回数が例年よりも増え、冬は海氷害が深刻化するという。