3日午後8時43分、海南省の「中国文昌宇宙発射センター」から、次世代中国国産キャリアロケット「長征5号」が打ち上げられ、約30分後に、積載物とロケットが分離され、目標の軌道に投入。これは「長征5号」初の打ち上げ任務が無事完了したことを意味する。新華網が報じた。
中国国家国防科技工業局や国家航天局(宇宙局)は、「今回の打ち上げの成功は、中国のキャリアロケットがアップグレードとモデルチェンジを実現し、積載能力が世界のトップレベルに達したことを意味する。中国は『宇宙大国』から『宇宙強国』に向かっている」と強調している。