文物考古調査員は7月30日、河南省鶴壁市の劉荘遺跡の発掘調査を再開した。現在までに灰坑200基以上を発掘しており、赤色の陶製の鉢、首の長い壺、石の輪、石斧などが出土している。人民網が伝えた。
その文化的特徴は典型的な大司空文化が中心となっている。大司空文化は河北省内に広く分布した仰韶文化(中国の黄河中流全域に存在した新石器時代の文化)の一派で、今から約4900−5100年前に繁栄していた。
劉荘墓地のほぼすべての墓がすでに発掘され、墓の全貌がほぼはっきりわかるようになっている。これは、商が夏を滅ぼす前の商族の一般社会構造を理解するための得難い実例となっている。