中国は21日、初となる宇宙飛行士海上救助訓練を山東省煙台市沖で行い、無事終了した。中国人宇宙飛行士16人、欧州人宇宙飛行士2人が同訓練に参加した。中国の宇宙飛行士が実際に海で救助訓練を実施するのは初。海上救助訓練は、理論研修、単一項目操作訓練、総合訓練の3つに分かれ、外国の宇宙飛行士が、中国の主導による大型訓練に参加するのも初となった。中国新聞網が伝えた。
17日間の海上救助訓練では、宇宙飛行士の海上救助訓練計画、海上救助方法、宇宙飛行士海上自主脱出方法及びプログラミングの合理性と実現性、訓練方法の合理性と有効性が検証され、宇宙ステーション任務の緊急捜索救助の基礎を固めた。