「2017世界ロボット大会(World Robot Conference 2017)」が23−27日にかけて、北京亦創国際会展センターで開催される。本大会はフォーラム、博覧会、ロボットコンテストに分かれて行われる。22日午後、その情報を先取りするため、会場を取材した。新華網が伝えた。
ピアニストの動きを忠実に再現した「ロボピアニスト」のテオトロニカは、複雑なメロディーが含まれる1000曲以上のピアノ曲を正確に演奏できる。MIDIを使い正確に演奏し、多くの来場者を惹きつけたばかりでなく、その愛嬌たっぷりな外観が若い来場者の注目を集めた。
砂絵を描く新松ダブルアーム協力ロボットは、中国初のダブルアーム協力ロボットだ。このロボットは両腕をフレキシブルに動かし、砂絵の創作をすることができる。アームが職員の腕に近づくと自動的に回避・停止し、高い安全性能を誇る。
書道ロボットは、職員が会場で書く内容を入力すると、そのアームを正確に操り、上手に字を書いた。
スマート介護ロボット「朵朵」は人の手に触れられると異なる声を出し、多様な表情を変えることができる。子供と高齢者のパートナーになることができるという。