10月17日に開かれた国際再生可能エネルギー発展シンポジウム2017において、水電総院と国際エネルギー機関(IEA)は2016年度の世界・中国再生可能エネルギー発展報告書を初めて共同発表した。工人日報が伝えた。
水電総院の鄭声安院長は、同報告書の成果を発表し、「中国の再生可能エネルギーの発展は世界が注目する成果を手にし、すでに世界最大の再生可能エネルギー生産・消費国になった。また再生可能エネルギーも広範な代替、地域的な代替という発展の段階に入っている。中国の再生可能エネルギー発展方針は今後、規模化から質・効果向上に転じる」とした。
IEAの専門家であるHeymi Bahar氏は、同報告書の研究成果の概要を説明し、「グリーンで持続可能な発展は、徐々に世界の共通認識になろうとしている。地域別に見ると、アジア太平洋諸国は再生可能エネルギーの開発の成長率が最も高い地域だ。エネルギー別に見ると、太陽光産業の発展が特に顕著だ」と指摘した。