路線バススマート運転システム「アルファバス」が2日、深セン市福田保税区で初めて試験的に運行した。EVバス4台が全長1.2キロの路線を走行し、時速は10-30キロで、3ヶ所の停留所が設けられた。同システムは条件付きの自動運転を採用。運転手が運転席に座り、緊急事態時にブレーキを踏むことで、自動運転モードを自動的に手動運転モードに切り替えることができる。新華網が伝えた。
アルファバスが所属する中国未来新エネ・スマート路線バスシステム模範プロジェクトは、国家スマート交通システム工学技術研究センター及び深センバス集団が打ち出した。同システムはその他の道路利用者と突発的状況にリアルタイムで反応する。自動運転中の歩行者と車両の識別、減速と回避、緊急停車、障害物回避の車線変更、停留所での自動停車などの機能を初歩的に実現している。