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孫を育てながら発明も!湖南省の高齢女性が特許取得

2018年03月15日

 湖南省長沙市に住む薛さん(63)は孫の世話をしながら、実用性に富んだ「神器」を2つ開発し、外観デザイン特許まで取得し、最近有名人となっている。孫を7年にもわたり世話しているという薛さんは不平不満を漏らさないばかりか、子育て便利グッズの外観デザイン特許を2件も取得した「スーパーおばあちゃん」だ。一つは乳幼児の冷え防止のための「ズレ防止新生児腹掛」で、もう一つは子供のアゴ周りを常に清潔に保つことができる「360度フル防護よだれかけ」だ。瀟湘晨報が伝えた。
 薛さんは、今ある腹掛のほとんどは見た目が悪く、実用性も乏しいと考えた。「子供のお腹全体を覆うことが難しく、めくっただけでお腹が出て冷えやすい」と考えた彼女がデザインした「ズレ防止新生児腹掛」は乳幼児のお腹を完全にカバーできるだけでなく、固定性が高く、動き回ってもズレにくいのだという。 
 「360度フル防護よだれかけ」はドーナツ型をしたよだれかけ。薛さんいわく、「従来のよだれかけは胸のあたりしかカバーできず、汚れると取り外し新しいものに替えるしかなかった。私がデザインしたこのよだれかけは回転して使用することができ、とても便利」ということだ。
 娘の米莉さんは、「両親はとても自由な発想の持ち主で、子供らしい心を常に失わない人たち。二人とももう60代だが、孫たちと同じレベルで遊ぶことができるほど」と話す。

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